2016年上半期映画ベスト10
どーも、アカヒナです。
今年も半分過ぎましたので、2016年上半期映画トップ10を発表したいと思います。
10位『ちはやふる 上の句』
ハイスピードカメラを使った「動」の表現が秀逸。
競技かるたはスポーツ。
9位『エクスマキナ』
第88回アカデミー賞視覚効果賞受賞作品だけあって、VFXがすごい。
これが一つの未来のあり方なのかなという感じしました。
8位『マジカル・ガール』
魔法少女のコスチュームを中心に巻き起こる群像劇。スペイン映画。これはハリウッドには出来ない。
7位『ボーダーライン』
なにかと洋画の邦題というのは、頓珍漢なものが多い中、これは映画の本質を突いたいい邦題。このタイトルには、国の境目と善悪の境目という意味が含まれていると感じました。演者の緊張感溢れる演技が見物。
6位『シチズンフォー スノーデンの暴露』
映画のような本当のはなし。スノーデンに密着したドキュメンタリー。
現実でこんなことが起こっているのかと思うと恐ろしい。
5位『スティーブ・ジョブズ』
3つの主要な製品発表会の数十分前をそれぞれ描いた映画。自伝的映画ではない。
言葉のやり取りがスポーツのように躍動感があり面白かった。
4位『it follows』
これまでなかった新感覚ホラー。ありがちな幽霊ではなく、じわじわと迫ってくる「何か」が妙にリアル。志村、うしろ!うしろ!
3位『オデッセイ』
絶望的な状況になってもユーモアを忘れず、冷静にその時やれることを淡々とやっていくことの重要性を教えてくれる。この手の映画にありがちな愛とか絆とか情緒的なお話ではなく、もっと科学的なお話です。前向き。
2位『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
意見の対立。正義とは何なのか。「外」からの脅威だけではなく、「内」からの脅威にも苦悩する今のアメリカを象徴する映画。
1位『ズートピア』
ディズニーにありがちな「諦めてなければ夢が叶う」物語ではなく、叶えた先にも続きがあり、そこで自分が知らず知らずのうちに人を傷つけてしまうこともあることを教えてくれる。これもある意味今のアメリカを象徴する映画。新しいディズニーを感じた。
といった感じです。
今年は、映画業界的にディズニーイヤーになりそうな予感がしております。
下半期僕が死ぬほど期待している作品は『ジェイソン・ボーン』です。孤高に戦うマット・デイモン×ポール・グリーングラス監督に期待しかない。ガチ期待です。
ではでは。
丸を転がす
Unityでさらっとゲームつくったよ
第88回アカデミー賞結果発表
どーも、アカヒナです。
作品賞、監督賞は逃しましたが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は最多6部門受賞となりました!!
V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!V6!!
興奮が覚めませんが、昨日僕の予想がどれだけ的中したかを紹介します。
【僕の予想 (※○が的中)】
作品賞 『スポットライト 世紀のスクープ』○
監督賞 ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント 蘇えりし者』○
主演女優賞 ケイト・ブランシェット『キャロル』
助演男優賞 シルベスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
助演女優賞 ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』
美術賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』○
視覚効果賞『スターウォーズ フォースの覚醒』
脚色賞『オデッセイ』
脚本賞『インサイド・ヘッド』
短編ドキュメンタリー賞『Chau,beyond the Lines』
長編ドキュメンタリー賞『ルック・オブ・サイレンス』
衣装デザイン賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』○
撮影賞『レヴェナント 蘇えりし者』○
メイクアップ&ヘアスタイリング賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』○
録音賞『レヴェナント 蘇えりし者』
音響編集賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』○
外国語映画賞『サウルの息子』○
編集賞『スポットライト 世紀のスクープ』
短編実写映画賞『Day One』
短編アニメーション賞『Prologue』
長編アニメーション賞『インサイド・ヘッド』○
主題歌賞 "WRITING'S ON THE WALL"『007 スペクター』 ○
作曲賞『キャロル』
【実際の結果】
作品賞:「スポットライト 世紀のスクープ」
主演女優賞:ブリー・ラーソン「ルーム」
監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「レヴェナント 蘇えりし者」
主題歌賞:Writing's On The Wall(サム・スミス)「007 スペクター」
作曲賞:エンニオ・モリコーネ「ヘイトフル・エイト」
外国語映画賞:「サウルの息子」(ハンガリー)
短編実写映画賞:「Stutterer」
長編ドキュメンタリー賞:「エイミー(AMY)」
短編ドキュメンタリー賞:「A Girl in the River: The Price of Forgiveness」
助演男優賞:マーク・ライランス「ブリッジ・オブ・スパイ」
長編アニメーション賞:「インサイド・ヘッド」
短編アニメーション賞:「Historia De Un Oso」
視覚効果賞:「エクスマキナ(Ex Machina)」
録音賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
音響編集賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
編集賞:マーガレット・シクセル「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
撮影賞:エマニュエル・ルベツキ「レヴェナント 蘇えりし者」
メイクアップ&ヘアスタイリング賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
美術賞:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
衣装デザイン賞:ジェニー・ビーバン「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
助演女優賞:アリシア・ヴィキャンデル「リリーのすべて」
脚色賞:チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
脚本賞:ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー「スポットライト 世紀のスクープ」
来年は50%超えるようにしたいですね。
まぁ、それよりも、レオが主演男優賞取れたり、マッドマックス怒りのデス・ロードが最多受賞だったり、サウルの息子が外国語映画賞取ったり、なかなか面白い展開でした。これをきっかけにして、ドラマ性重視だったアカデミー賞にアクション性の高い作品が存在感を出すことでより多様性が担保できるといいかな。
来年も楽しみです。
ではでは。
第88回アカデミー賞を予想してみました。
日本時間 2016年2月29日朝9時よりWOWOWにて生放送される、アカデミー賞。
映画界で一番盛り上がる、年に一度のイベントなので、楽しみにしてます。
Twitterの皆さんも、いろいろ予想してるみたいなので、僕も予想してみました。
【第88回アカデミー賞予想】vol.1
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
短編実写映画賞『Day One』
短編アニメーション賞『Prologue』
長編アニメーション賞『インサイド・ヘッド』
主題歌賞 "WRITING'S ON THE WALL"『007 スペクター』
作曲賞『キャロル』
【第88回アカデミー賞予想】vol.2
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
メイクアップ&ヘアスタイリング賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
録音賞『レヴェナント 蘇えりし者』
音響編集賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
外国語映画賞『サウルの息子』
編集賞『スポットライト 世紀のスクープ』
【第88回アカデミー賞予想】vol.3
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
短編ドキュメンタリー賞『Chau,beyond the Lines』
長編ドキュメンタリー賞『ルック・オブ・サイレンス』
衣装デザイン賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
撮影賞『レヴェナント 蘇えりし者』
【第88回アカデミー賞予想】vol.4
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
美術賞『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
視覚効果賞『スターウォーズ フォースの覚醒』
脚色賞『オデッセイ』
脚本賞『インサイド・ヘッド』
助演女優賞 ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』
【第88回アカデミー賞予想】vol.5
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
助演男優賞 シルベスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
主演女優賞 ケイト・ブランシェット『キャロル』
主演男優賞 レオナルド・ディカプリオ 『レヴェナント 蘇えりし者』
【第88回アカデミー賞予想】vol.6
— Hirotaka Kodani (@podo21) 2016年2月28日
監督賞 ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
作品賞 『スポットライト 世紀のスクープ』
と言った感じです。
未見のやつも結構あるので、当てずっぽうも多数含まれてます。
個人的には作品賞を『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に取って欲しいなぁと願っております。
明日は、テンションあげあげで一日過ごせそうです!楽しみだ!!
ではでは。
2015年映画ベスト10
どーも、アカヒナです。
2016年になっちゃいましたが、2015年映画ベスト10でも。
これこそ、映画というべき映画だった。可能な限り、セリフをそぎ落とし、映像でストーリーを伝えていく。見た目も濃密だが、それ以上に物語の濃密さに感服。
2位『セッション』
ジャズ版『巨人の星』
鬼教授ことフレッチャー教授のしごきが画面いっぱいに伝わってきて、非常に暑苦しい(褒め言葉)。画面の情報の伝え方が非常に上手い。エンディングは必見。
3位『インサイド・ヘッド』
ここ数年のピクサー作品で最高だと思った。
4位『オン・ザ・ハイウェイ その時、86分』
トム・ハーディが車中で電話するだけの内容が86分なのに、なんという見応えがあるんだろうか。すごい。
5位『ブラックハット』
クリス・ヘムズワースが、アスガード最強の戦士でも、ムジョルニアを振り回すわけでもなく、まさかのハッカーという役。神様に飽きたのか。カメラワークが良い。
6位『ナイトクローラー』
こういう人がブラック企業をつくっちゃうんだろうなぁと。成功するためにはここまでやらないといけないのか。
7位『キングスマン』
キレッキレのアクションをあなたに。
8位『ドローン・オブ・ウォー』
作中の静けさと画面の中で起こっている殺戮のコントラスト。心が摩耗する過程がリアル。
9位『スターウォーズ フォースの覚醒』
言わずもがなの映画。ここからまた新しい物語が始まる。
10位『ガールズ&パンツァー 劇場版』
構成は、練習試合→廃校の危機(ストーリーパート)→廃校阻止のための試合っていう感じ。
印象に残っているのは、音。
砲弾の発射音、戦車同士がぶつかる音など迫力のある音響。あれはぜひ劇場で聴くべき。
映画の6-7割が轟音鳴り響く、戦闘シーンなので非常に見ごたえがある。
まるで、アニメ版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のよう。
初見だと、キャラの多さに戸惑うかもしれないけど、意外にもみんなキャラ立ちしてて、「ああ、あの子いいよね」って思えるはず。キャラが多いと一人ひとりの存在が薄くなっちゃうアニメが多いけど、この映画はそこらへんのバランスがうまい。
とにもかくにも観ないと始まらないので、観ましょう。
最悪TVシリーズ観てなくても、上映前に「3分で分かるガールズ&パンツァー」やってくれるから、大丈夫。
10位なのにやたら、ガルパンのレビューが長いのはご愛敬。
今回は以上です。